飛鳥 お福 ブログ

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いつも踊ってます♪日本舞踊家の飛鳥お福です。

今年の4月に亡くなられた、内弟子の大先輩、飛鳥峯治さんのお話です。

ホントに根っからの大阪人!お茶目で明るい峯治さんがこの世にいらっしゃないなんて、いまだに信じられないです。
峯治さんのお話は尽きないと思います(*^^*)

私が千葉から大阪へ行って間もない頃、言葉の違いが難しくて色々と皆さんに教えて頂きました。
揚げ玉は、関西では天かすと言う。とか、
関東で言うたぬきうどんは、関西ではハイカラうどんと言う。とか、
突き当たりの事を、どんつきと言う。とか、
物もらいは、めばちことか,,,

私が関西とは違う言葉を発する度に峯治さんは、『え!?そんな風に言うんかいな!これだからヒガシの子は~!』とか、『あんたヒガシの子やなぁ~!』など、良く言われたものです(笑)
ヒガシの子と言えば私。
きっとそのフレーズ、かなり気に入られてたのでしょう。
今思えば、峯治さん、それ言いたいだけですやん!という感じです(笑)

大阪へ行ったばかりの頃、御宗家のお弟子さんの中で、最年長の方の大阪弁が全くわからなくて会話にならなかったのを覚えています。
その方は今ではあまり日常使われない、「~でっしゃろ」「~してるさかいに」という話し方でしたので、始めはホントにわからなくて、たじろいでしまいました。
今は大丈夫ですよ。
人生の半分は大阪にいたので、大阪の時代物のお芝居も色々と出演させて頂きまして、イントネーションも、その都度勉強させて頂きました。

2016年に、私はヒガシに帰って参りました。
峯治さん、口には出さなくても活動の場所を変えた私の事を色々と心配して下さっていたと思います。最後までご心配おかけしたなと不甲斐ない妹弟子です。

合掌

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