飛鳥 お福 ブログ

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いつも踊っています♪
日本舞踊家の飛鳥お福です(*^^*)

暖かくなったり寒くなったり、落ち着かない毎日で、体調を崩される方も多いのでは無いでしょうか。新型コロナの動向にも注意しながら、今一度健康に気を付けて参りたいと思います。

さて今回の内弟子ごはんは、『お素麺の赤だし』です。

※内弟子ごはんとは?
お福が内弟子の時に良く作ったり、思い出の深いお料理を紹介します。

私の勝手なイメージですが、赤だしのお味噌汁は、料亭やお寿司屋さんで頂く、いつものお味噌汁よりも特別な感じがします。
なめこの赤だし、お豆腐の赤だし、あさりの赤だし、しじみの赤だし、どれも美味しいですが、内弟子の時に良く作っていたのは、お素麺の入った赤だしです。

茹でたお素麺をお椀に入れて、赤だしのお汁を注ぎ、三つ葉と、あれば柚子の皮を添えていました。
お素麺をお汁と一緒に温めてしまうと、味が濃くなってしまいますので、お素麺はお椀に入れて、そこへお汁を注いで下さいね。
あっさりとしていて、赤だしと三つ葉の風味がとても美味しいです。

大阪弁で、おつゆ(汁椀、主にお味噌汁)の事を「おつい」と言います。
大阪弁では「ゆ」が「い」に変わる事が多いらしく
ゆがむ→いがむ
お粥→おかい→おかいさん(お粥は、最終的に、さん もつきます笑)
などなど,,,
「おつい」は今ではあまり使われていないのかも知れないですが、御宗家の食卓ではお味噌汁はおついでした♪

寒い日は温かいおついを飲んで、暖まりましょう。

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