飛鳥 お福 ブログ

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毎年12月13日は、『事始め』と言いまして、お正月の準備を始める日です。
この日は、芸事の世界では、お正月をお迎え致します。師匠のもとへ、旧年の御礼を申しまして、『明けましておめでとうございます』と、新年のご挨拶をさせて頂きます。
雛壇に飾られたたくさんの御鏡餅。
毎年、私も御鏡餅をお供えさせて頂きます。

御宗家の字で書かれた自分の名前を見ると、毎年気持ちが引き締まり、今年の抱負を決意致します。

本年も私らしく踊らせて頂けます様に。

お福

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大阪で20年間、日本舞踊アカデミーASUKAという日本舞踊の舞踊団で、活動させて頂いておりました。最近、関東での活動も開始致しました。
日本舞踊を踊らせて頂いております。飛鳥お福と申します。

段々と冷え込んで参りました。日々、寒暖差が激しくなっております。
こんな夜は、温かい『おでん』で、心身ともに温まりたいですね。
さて、この『おでん』大阪では、関東煮(広く親しまれている読み方は→かんとだき)と言います。
私は、7歳から、生まれ育ちました千葉県で、日本舞踊を始めましたが、その後、18歳の時に、御縁を頂戴致しまして、大阪の日本舞踊飛鳥流に入門。宗家 飛鳥峯王に師事。同時に内弟子として修行を始めさせて頂きました。

内弟子と言いますのは、一般的には師匠のお宅に、住み込みや、通いなどで、師匠と生活を共にさせて頂きながら芸を覚え、勉強させて頂くスタイルです。
私が内弟子になり、初めて自分1人で作ったごはんが、この『おでん ~関東煮 かんとだき~』です。
その日は、いつも一緒にお食事を作っていた先輩が、日本舞踊の舞台のお仕事で出掛けてらっしゃいましたので、何か1人でも作れる物,,,と、大分悩み『おでん』に決めました。
高校を出たばかりで、お料理なんてあまりしたことのなかった私が、初めて一から作るので、それはそれは時間がかかったことを覚えております。

師匠のお家のおでんは、少し濃い目のお味です。
大阪らしく、牛スジをたっぷりと入れ煮込みます。
後でお聞きしましたが、煮込んでる間、お鍋の前から私が席を外す度に、先輩方や先生方が、こっそり味見をして下さっていたそうです。

関東では、あまり牛スジはポピュラーではありませんので、おでんに入れる事はありませんが、寒さが増してきますと、あの懐かしの『牛スジ入りかんとだき』たまに食べたくなります。

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超マイナーですよ。アマチュア無線のお話

この無線のクランクアップタワー、30年以上前の父の自作です。
昭和の、男のロマン的な代物ですね。今は無線もしてなくて、畳んでありますが、もっとも~っと伸びます。
昔は、トップにめちゃめちゃ大きな八木アンテナがついていました。

父は高校生で、アマチュア無線の免許を取り、その後アメリカのコールサインも取得。ロシアのコールサイン取得も目指し、ロシア語を勉強していた時期もある、根っからの電気機械マニアです。

旅行というと、カーナビなんて無い遥か昔から、GPS見ながら移動をしてました。
もちろん、トンツー(モールス信号)使える免許も持っています。
母も、結婚後無線の免許を取得。(させられる)
私は物心付いた時から、膨大な数の無線機のダイヤルを回し、モールス信号のカチカチという機械をおもちゃ代わりに成長(*^^*)
私と妹は、有無を言わさず国家試験の勉強させられて、それぞれ小学校5年生の時に、電話級アマチュア無線技士免許取得。(させられる)
しかし、その後、弟2人は免許取得を免れます。何でだぁ~!

免許を取得してしばらくしたある日、南極の昭和基地の方と無線が繋がり、父に呼ばれて無線機の前に急いで座りました。
私の一番遠い交信は、この南極の昭和基地の方でしょうね。

無線は、交信した方と、交信証明書を交わすのですが、その時、やりとりするのをQSLカードと言います。カードはハガキサイズの名刺の様な物で、自分のコールサインや、交信日時などを記入する欄が記されています。
私のQSLカードは、自分の日本舞踊の写真(小学生の頃の)を使っていました。
残念ですが、もう、実家に残ってないようです,,,。
私のカード、今も日本のどこかで誰かが持っていてくれてるのでしょうか(*´∀`)♪

次回の思ひ出話は、これからの季節にピッタリのアマチュア無線イベント。
QSOパーティー。ニューイヤーパーティーです。

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大阪で、20年間活動させて頂きました。本年4月より、関東へ活動の拠点を移させて頂きました。
日本舞踊を踊らせて頂いております、飛鳥お福と申します。
千葉県佐倉市にお稽古場を構えております。

今回は日本舞踊の写真撮影の、ちょっとしたコツをお話させて頂きます。

撮影可能なお舞台では、有り難いことにお客様は良くお写真を撮って下さいます。
後日、送って頂いたり、その他の色々な媒体で楽しく拝見させて頂いております。
踊る人を写真撮影するというのは難しいと思いますが、簡単に、キレイな姿をカメラに納めるには、動いている時ではなく、

ポーズのピタッと決まった瞬間

にシャッターを切って頂くとよろしいと思います。
一番わかりやすい例としては、古典舞踊などでよく出て参りますが、お首を3つ振り終えた所でしょうか。
ポーズが決まりお首を右から(左からの場合もあります)、ひとつ(お首を傾けずにまっすぐ右へ動かす)、ふたつ(お首を正面に倒す)、みっつ(お首を右に倒してお顔を正面に向ける)と、振ります。
この、みっつめのお首を正面に向けてピタッと止まった瞬間をぜひ撮影してみて下さい。
きっと、中途半端なポーズではなく、綺麗なお姿を残す事ができると思います。

お首の振り方も、女舞、男舞、娘、芸者、若衆、年増、子供などなど,,,多少の差はございますが、撮影するポイントとしては、一番わかりやすいきっかけだと思いますので、ご紹介させて頂きました。

日本舞踊には、様々なポーズがございます。
お首を振らずに決まるポーズも、ございます。
撮影のコツ、今回は入門編でしたが次回もシャッターチャンスを、皆様と探って参りたいと思います(*^^*)

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