飛鳥 お福 ブログ

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大阪を中心に20年間活動させて頂いておりました。昨年4月より、関東に、活動の拠点を移させて頂きました。
日本舞踊踊らせて頂いております。
飛鳥お福と申します。


長唄 『鷺娘』 さぎむすめ
写真は、私が踊らせて頂いた時の物です。

この演目を聞いてまず思い浮かべるのは、
『歌舞伎役者の坂東玉三郎さん』
という方も多いのではないでしょうか。
坂東玉三郎さんの演じる鷺娘は、美しくて、雪景色の中に消え入りそうな儚く、切ないほどの娘の心や燃え狂う想いが伝わってきます。

非常に簡単ですが物語は、
鷺の精が人間の女性になり、人間の男性に恋をしますが、道ならぬ恋の為、地獄の責め苦に逢い、狂い苦しみながら最後は鷺の姿になり息絶える,,,
という内容です。
誠に有名な、日本舞踊の曲の1つです。
30分超の大作で、その内お衣装を全部で6着程、替えさせて頂きます。
歌舞伎、日本舞踊独特のお衣装の早変わりの『引き抜き』や、『ぶっ返り』、『肌脱ぎ』など、お衣装をチェンジする技法が随所に見受けられ、それだけでも十分に見応えある作品だと思います。

この写真は全身が写っておりませんが、幕開きの、白無垢姿の鷺の精の姿です。これに綿帽子をかぶり、傘をさして、雪深い湖のほとりで寂しくひっそりと踊り出します。

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ライブハウスから海外まで、古典からロックまで、日本舞踊を踊らせて頂いてます。飛鳥お福と申します。

新年明けまして、アッという間に本日は成人の日だそうです。
街でお見かけした、華やかな晴れ着姿の新成人のお嬢さん。思わず目で追ってしまいました。

さてさて、私の成人式。
かれこれ15年以上前ですが,,,

その日は、東京のスタジオで『たけしの誰でもピカソ』という、ビートたけしさんの番組の収録でした。
朝から御宗家をはじめ、演出家の先生、舞踊団の先輩方と共に新幹線で東京へ向かいました。
その日は、ミュージカルの名曲を日本舞踊で踊らせて頂く撮影でした。

駅や町中で晴れ着姿の、同じ年の女性を見かけ、演出家の先生に、『実は私も今日は成人式なんです』と、お話すると、『あのね、芸能人はね、自分のプライベートの事は考えてはいけないよ』というお返事を頂きました(*^^*)

後日、お稽古場で振り袖を着て、先輩に帯を飾り帯に結んで頂いて、お写真だけ取りに行きました。

地元の成人式は欠席致しましたが、何とも思い出深き成人の日になりました。
新成人の方々の素晴らしき人生をお祈り申し上げます。

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大阪を中心に20年間、主に舞台で日本舞踊の活動させて頂いております。
本年4月より関東での活動も始めさせて頂きました。飛鳥お福と申します。

先日、12/13 シンガーソングライターの大督さんの、ツアー最終日のステージに、お声がけ頂き、スペシャルゲストとして出演させて頂きました。
大督さんのオリジナル曲で、今の季節にピッタリのバラード『スノーマン』を日本舞踊で踊らせて頂きました。
会場は、高田馬場にあります、『四谷天窓comfort』という素敵なライブハウスでした。

ちょうど1年前の1月、都内のライブハウスで御一緒させて頂いた時に、私が別のミュージシャンの方のステージで踊らせて頂いたのを観て下さり、今回ぜひにとお声がけ頂きました。
今年に入り、この様に同年代の歌手の方のステージに立たせて頂く事が多くなりました。
日本舞踊とミュージシャン。ジャンルは違いますが、芸術を通じて素晴らしい作品を作れたらと思います。

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2017年 新年、明けましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願い致します

本年は、年明け早々、御目出度いブログを書かせて頂き、感謝の思いで一杯です。


壽 新春大歌舞伎 於 新橋演舞場

三代目 市川右團次 襲名披露
二代目 市川右近 初舞台


昼の部 通し狂言 雙生隅田川(ふたごすみだがわ)
夜の部 源平布引滝 義賢最期
口上
錣引 (しころびき)
猿翁十種の内 黒塚

昼夜と、1日拝見させて頂きました。
この度襲名公演をされました、
歌舞伎役者の三代目 市川右團次さんは
私の師匠 日本舞踊飛鳥流宗家 飛鳥峯王 師の御長男です。
これまで41年間名乗っておられました、市川右近という御名前は、右團次さんの御長男 タケルくんが二代目 市川右近として受け継がれました。

記念すべき、この度の公演。
昼の部 夜の部、どちらも素晴らしい演目、名俳優の方々の御舞台を存分に堪能させて頂き、私自身、大変に勉強させて頂きました。
右團次さんも右近さんも、とても素晴らしかったです。

本年は、誠に誠に御目出度い年明けとなりました。
素晴らしい御舞台を拝見し、私も身の引き締まる思いでございます。
小学生の時から憧れ、大好きだった市川右近さんが、三代目 市川右團次を襲名なさるこの時に、劇場に足を運ぶことができ、感無量です。

本年も御縁させて頂いた皆様へ、感謝の思いを御伝えして行ける踊りを踊らせて頂きたいと願っております。
ますますの精進を胸にこの一年も、生き抜いて参りたいと思います。

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