飛鳥 お福 ブログ

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2017年9月9日に、大阪国際交流センターにて行われました
飛鳥流舞踊会 第16回『花大和の会』

今回は2年前、5歳の時に初舞台をふみまして、現在7歳になりました男の子と一緒に、大阪入り致しました。

舞踊会前日に、成田空港から関西空港に降り立ち、そのまま御宗家のお稽古場へ直行。
御宗家、2代目御家元、3代目御家元に、私と男の子のお稽古を見て頂いて、お衣装と小道具の確認をして頂きました。

7歳の男の子は、今まで女舞しかしたことなかったので、今回初めての男舞に挑戦。
足を割ったり、外わに開いたり。お扇子を使った初めての振りがたくさんでて参りましたので、お稽古中は大変心配しておりました。

当日は、『何時に踊るの?』と、自分の出番が楽しみな様子。
舞台にあがると、サッと始めのポーズをして準備万端です。緞帳があいたら、凛々しく踊ってくれました。

次は10月1日に、佐倉市民文化祭の、舞踊まつりで、踊らせて頂きます。
次の御舞台も頑張ってね(*^^*)

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2017年9月9日(土)

無事に舞踊会終わらせて頂きました。
足をお運び頂いたお客様、応援して頂いた方々、本当にありがとうございます。
今回は、はるばる千葉から大阪までお越し頂いたお客様もいらっしゃり、感謝の思いで一杯でございます。

季節はすっかり秋ですが(*^^*)
私はソロで松任谷由実さんの『春よ、来い』を、踊らせて頂きました。

君を思いながら、春よ来いと願う。
前奏は、あの有名なピアノの旋律から始まり、君への思いを胸に、未来への希望を込めて春を想う。
飛鳥流 3代目家元 飛鳥左近先生の振り付けで踊らせて頂きました。

舞踊団『日本舞踊アカデミーASUKA』としては、幕開けの『契り』、とりの『川の流れのように』を踊らせて頂きました。

一緒に内弟子をさせて頂きました先輩とは、今回『川の流れのように』で、15年ぶりに舞台でご一緒させて頂きました。
懐かしさで、朝、楽屋口でお会いした時にはすでに涙(T_T)涙。
まだ早い早い!と突っ込まれながらの楽屋入りでした。

お元気な御宗家、2代目御家元 飛鳥珠王先生、3代目御家元 飛鳥左近先生、舞踊団の先輩方と、楽しい1日を過ごさせて頂きました!

来年も皆様にお会いできます様に。
この一年、精進致します。

写真は
左から、
私、3代目御家元 飛鳥左近先生、飛鳥綾(君島遼)くん

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ミュージカルの翻訳や演出で大変高名な、青井陽治先生が、ご逝去されたというニュースを拝見いたしました。

私は7歳から日本舞踊を始め、18歳の時に、プロの舞踊家を目指し、大阪にある、日本舞踊飛鳥流に入門しました。

飛鳥流には、私の師匠 宗家 飛鳥峯王 が1965年(昭和40年)に創立した『日本舞踊アカデミーASUKA』というプロの日本舞踊団があります。

日本舞踊アカデミーASUKAは、民主音楽協会派遣の日本芸術団 エジプト・トルコ公演、ソウルオリンピック開会式、JC世界大会、世界陸上開会式、APEC大阪会議、愛・地球博、,,,などの国際的な記念行事をはじめ、国内外の催しで日本舞踊を披露させて頂いております。

私は20歳から舞踊団の正団員として踊らせて頂いております。
神戸国際会館の柿落としの際は、私も師匠、先輩方と共に踊らせて頂き、高円宮様御夫妻の御高覧を賜りました。

師匠は若い頃、日本舞踊だけではなく、劇団に所属し、お芝居やバレエなどの経験をされておりましたので、舞踊団の自主公演は、お芝居と踊りの両方を行う事が多いです。

入門した年の舞踊団の公演で、私は生まれて初めてお芝居に出演致しました。
踊りしかした事のない私が、お芝居をするのです。それも大阪弁で!

「踊りを勉強しに来たのに、何でお芝居をしないとならないのでしょうか,,,?」なんて、言っている私を御宗家も、2代目家元も、3代目家元も、暖かく見守って下さいました。
芝居心がないと踊りも踊れないし、お客様に心が伝わらない。心を表現する。という事を本当に理解するのはもう少し後の事でしたが、その時の私は何もわからずお稽古に参加しておりました。

その時のお芝居の演出を、青井陽治先生がされていらっしゃいました。
青井先生もド素人の私に、穏やかに色々と教えて下さいました。

当時、私は内弟子をしておりましたので、お稽古以外の時間も、青井先生とお稽古場で長い時間ご一緒させて頂き、映画の見方や、映画のお話、ミュージカルのお話など、教えて頂きました。

その後も、何度か青井先生の演出なさる御舞台に出演させて頂きました。

初めてお芝居をさせて頂いた、18歳のあの頃の、お稽古場の雰囲気!緊張感!ワクワクする高揚感!御言葉!若さ!たくさん思い出します。
本当に、私の金の思い出です。

大変おこがましいですが、私の一番初めのお芝居に青井先生とご一緒させて頂き、お芝居の楽しさを教えて頂きましたので、書かせて頂きました。

心よりご冥福を御祈り申し上げます。

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日本舞踊踊らせて頂いてます、飛鳥お福と申します。
今日は歌舞伎の隈取りのお話です。

長い夏休み終わりましたね!
小学6年生の夏休みの自由研究お手伝いです(*^^*)

歌舞伎の隈取りを布や紙に取る『押し隈』のできるまで

この隈取りは、血気盛んな若者に多く描かれ、隈取りの中ではアッサリとして色気のある隈だと思います。
「むきみ隈」や、「むきみ」と呼ばれ、『連獅子』、『曽我五郎』、『助六』などの代表的な隈取りです

顔全体に鬢付け油を塗るところからスタート!
硬い油で眉毛を消し
顔全体に白い、しゃべという白粉を溶いた物を塗り、スポンジではたきます
隈を描いて
出来上がった顔を、布に取ります

この隈取りの描き方は、昔教えて頂きましたが、普段は、自分では女性の顔しか描かないので新鮮です♪

出来上がった物は額に入れて学校へ持って行かれたそうです(*^^*)
良い思い出になったかな?

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