飛鳥 お福 ブログ

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いつも踊ってます♪
日本舞踊家の飛鳥お福です。

新しい年が明けたとたん、グッと冷え込むようになりました。手袋しようかな?と思う日もあります。
そんな寒い日は、こちら!
身体の芯から温まります。粕汁ですよー。

という事で今回の内弟子ごはんは『粕汁』です♪
※内弟子ごはんとは?
お福が内弟子の時に良く作ったり、思い出の深いお料理を紹介致します。

年末、父方の祖父の出身地、新潟県加茂市で唯一の地酒と言われています、萬寿鏡さんの酒粕を頂きました。
これは寒くなったら久しぶりに粕汁を作っちゃうぞ!と、寒さを心待にしていました。
粕汁は、ご宗家の所へ行くまで食べたことがなかったので、初めて食べた時は甘酒の様な香りで、大人なお料理という印象でした。
ご宗家のお宅の粕汁は鮭です。
作り方は、大根、人参、こんにゃく、油揚げ、白葱、甘口の塩鮭をお出汁で煮て、酒粕とお味噌、少しお醤油で味付けします。お椀によそり、お葱と柚子を添えます。
普段の時も公演前のお稽古が忙しい時も、冬場はお夕飯の時にホントに良く作りました。

今回久しぶりに作って食べましたが、なんだかあの頃のご宗家のお宅のホーローのお鍋の柄まで思い出す様な懐かしい感じです。
あ~心も身体も暖まりました。

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2021年 元旦
明けましておめでとうございます。
関東は晴れ渡り暖かな日差し!
清々しい空気の中 初ウォーキングしました

さてさて内弟子の思い出を♪
元旦は毎年、たくさんお舞台に立たせて頂きました。
早朝から数ヶ所、回らせて頂きます。
男女に別れて、女性は踊り、男性は連獅子、太鼓、獅子舞の舞台に行く年もあれば、男性女性ミックスのグループでそれぞれ移動する年もあります。
ご宗家、珠王先生、左近家元と共に舞踊団のメンバーと、元旦から御目出度いお舞台に立たせて頂き感謝と共に、気持ちも引き締まる1日です。

それぞれの舞台が終わり、お稽古場に帰って来ますと、午後を回り夕方近くになる年もあります。
皆が揃いましたら2階のお稽古場で、ご宗家を中心にお正月のお祝いです。
毎年、ご宗家が寿のお箸袋にそれぞれの名前(もちろん芸名ですよ)を書いて下さいます。
お屠蘇を頂き、珠王先生の作られたおせちを囲みます。
お正月は毎年忙しくさせて頂きましたので、千葉の実家へ帰る事は無かったです。

毎年、この様に元旦から舞台に立たせて頂きその年を皆で出発させて頂きます。
なかなか日本舞踊で頻繁に舞台に立たせて頂くという事は難しい世界ですので、年の始めより複数の舞台に立たせて頂く事は、本当に稀な経験で、有り難い事だと思っております。
1つ1つの舞台に感謝して感謝して、当たり前の事だと思わない事。感謝する事に決して自分が慣れない事。
そう生命に刻みながら生きていかないといけないと思っております。

今年は、皆様が昨年よりも良い1年になりますように。
心よりお祈り申し上げます。

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