飛鳥 お福 ブログ

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いつも踊っています♪
日本舞踊家の飛鳥お福です。

何をしてても、頭の片隅にはやっぱりいつも踊りがあって、音楽を聴けばこれは表現できるかな?できないかな?などと四六時中無意識に考えちゃってはいます。これはもう仕方ない事ですね。
身体では踊らなくても、頭で踊ってる感じですか♪
そういう意味ではいつも踊っています。

さてさて今回は『ルーティン』です。
先日の「コーヒーを断つ時」にも書きましたが、大きなお仕事が決まるとまずコーヒーを止めます。
次にやることは、プレッシャーと戦える言葉ですね。
『私ならできる。絶対にできる。女なら結果出せ!』
これホントにホントにアホみたく繰り返し言ってきました。
『さぁ、かかって来いよ。どっからでも来いよ!』と同じくらい言ってますね。
大きなお舞台に立つ緊張とか、怖さに打ち勝つとか、そういう事への不安ではありません。
無事に幕が開き、お舞台に穴を開けることなく、自分が自分の仕事をやりきるという事に対しての底知れぬプレッシャーですね。
怪我をしたり体調を崩したりせずに、その他不慮のアクシデントに備えて、万全の環境を勝ち取って、お仕事に向かう為の気合いです。
この、万全の環境を勝ち取るというのが1番大変で、気を揉む部分だと思います。
大きなお仕事に限らず、全てのお舞台においての気構えです。

そして迎えた本番当日は必ず、行きの道すがらロッテのクランキーポップジョイを買って楽屋入りします。
このお菓子は、日本舞踊的には全く意味は無いです(*^^*)
いつ頃始めたのかも覚えてないくらい昔から必ず買ってます。
恐らく、電車移動の時に駅のキオスクで良く買っていたので、その流れで購入して現場に向かうという形になったのでしょう。
地方の公演の時に、マイクロバスで移動させて頂く時も、SAで必ず買っていました。
万が一、行きに買えなかった時は、現場に着いてから近くのコンビニへ行って買います。
面白かったのは、お弟子さんだけがお舞台に立つときも、縁起を担いで買いました。
無意識に買っている…と、自分でもビックリ(*^^*)
いつ頃から発売されているか明確にはわからなかったのですが、恐らく2000年くらいではないか?というネットの記事を読みましたので…かなり長い間、このルーティンは私の中で続けられている模様です。

クランキーポップジョイと言えば、ロッテの70周年を記念して制作された
お口の恋人スペシャルアニメーション「ベイビーアイラブユーだぜ」という作品があります。
冒頭に女子高生の可愛らしい女の子が出てくるのですが、この子がお店で買っていくのがこのクランキーポップジョイです。
そのチョイス最高!と思って初見の時ワクワクしました♪
とっても素敵な作品で今だに何回も観ています。YouTubeで検索したらすぐ出ますのでぜひどうぞ。
https://youtu.be/ddC12lxq69w

最後のルーティンは。
幕が降りている状態での板付き(初めから舞台の上にスタンバイしていること)の時は幕の上がる直前、それ以外は舞台袖でスタンバイしている時に必ず心に留める事があります。
お越し下さったお客様が今日の舞台で、何か感動して頂ける様にとの強い強い強い願い。
無事に今日お舞台に立つ事ができた事への感謝。
これは必ずゆっくりと胸に留めてから舞台に出る様にしています。
数え切れないくらいたくさんのお舞台に立たせて頂いて、長い長い間、お舞台に穴を開ける事なく、大きな事故も無くここまで踊って来られました事に本当に感謝しています。
毎回同じ熱量で感謝する事を続けるのはとても難しい事だと思っています。
良くも悪くも人は慣れて行きますので。
感謝の心も回数を重ねて行くうちに、時と共に慣れて薄れて行くと思います。
そういう自分に決して負けない、感謝し続けて行ける人になりたいと思っています。

ルーティンが舞台に対してどれほど良いのか悪いのかわかりませんが、ずっとずーっとやっています。
クランキーポップジョイがもしこの先、発売中止になったら別の物を探しますね(〃´ω`〃)ふふふ

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