飛鳥 お福 ブログ

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いつも踊っています♪
日本舞踊家の飛鳥お福です(*^^*)

暖かくなったり寒くなったり、落ち着かない毎日で、体調を崩される方も多いのでは無いでしょうか。新型コロナの動向にも注意しながら、今一度健康に気を付けて参りたいと思います。

さて今回の内弟子ごはんは、『お素麺の赤だし』です。

※内弟子ごはんとは?
お福が内弟子の時に良く作ったり、思い出の深いお料理を紹介します。

私の勝手なイメージですが、赤だしのお味噌汁は、料亭やお寿司屋さんで頂く、いつものお味噌汁よりも特別な感じがします。
なめこの赤だし、お豆腐の赤だし、あさりの赤だし、しじみの赤だし、どれも美味しいですが、内弟子の時に良く作っていたのは、お素麺の入った赤だしです。

茹でたお素麺をお椀に入れて、赤だしのお汁を注ぎ、三つ葉と、あれば柚子の皮を添えていました。
お素麺をお汁と一緒に温めてしまうと、味が濃くなってしまいますので、お素麺はお椀に入れて、そこへお汁を注いで下さいね。
あっさりとしていて、赤だしと三つ葉の風味がとても美味しいです。

大阪弁で、おつゆ(汁椀、主にお味噌汁)の事を「おつい」と言います。
大阪弁では「ゆ」が「い」に変わる事が多いらしく
ゆがむ→いがむ
お粥→おかい→おかいさん(お粥は、最終的に、さん もつきます笑)
などなど,,,
「おつい」は今ではあまり使われていないのかも知れないですが、御宗家の食卓ではお味噌汁はおついでした♪

寒い日は温かいおついを飲んで、暖まりましょう。

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いつも踊っています♪
日本舞踊家の飛鳥お福です(*^^*)

卒業シーズンですね。
最近、母とゆっくり話す機会がありました。
自分が高校を卒業した時の事を色々と思い出しました。
記憶によりますと,,,
3月7日に千葉県の高校を卒業して、9日に単身大阪へ行き、飛鳥流に入門しました。
宗家 飛鳥峯王の内弟子になり、同時に舞踊団「日本舞踊アカデミーASUKA」に入団し、18歳でプロフェッショナルな世界に飛び込みました。

7歳から日本舞踊を始め、11年間お稽古しておりましたので、あんたなら出れると仰って頂いて、3月30日、国立文楽劇場での御舞台に、立たせて頂きました。
とは言いますものの、プロフェッショナルな中にポンッと入り、同じ様に踊れるはずもありません。プロのレベルの群舞という壁にぶち当たり、ついていくのに必死でした。
本当にがむしゃらでした(*´ω`*)

今日は3月9日。
18歳の今日から全てが始まりました。
振り付けのスピードについていけなくて、1人泣きながら朝までお稽古したり、移動の車の中で必死に振りをおさらいしてドキドキしながら現場に向かったり、白塗りの為に眉毛を全剃りしたり,,,たくさんたくさん壁を乗り越えさせて頂いた話や楽しい思い出は、また機会があれば書こうかなと思います。
その後、数え切れない程の御舞台に立たせて頂いて、宗家や先輩方から色々な事を教えて頂きました。
色々と思い出して感慨深い1日でした。

この写真は、その3月30日の緊張で無表情な18歳の私。力無い立ち姿。思い出の写真です(笑)

あっ!日付変わっちゃった!

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